
就労継続支援
および生活援助
障害者総合支援法における
「就労系」「生活支援系」の
障害福祉サービスを紹介します。
就労および生活援助における
障害福祉サービスについて
障害者総合支援法における
「就労系」「生活支援系」障害福祉サービスには、

の5種類のサービスがあります。
視文協では、就労が困難な方に向けた就労継続支援事業と
共同生活住居型施設で日常生活上の援助を行う共同生活援助事業を運営しています。

障害福祉サービスの比較

就労継続支援B型とは?
就労継続支援B型とは
就労継続支援B型は、厚生労働省により取り決められた「訓練等給付」のうちのひとつで、一般企業に雇用・雇用契約に基づく就労が困難な方々に、提供及び生産活動の機会の提供する障害福祉サービスをことです。
利用者は、年齢や体力面などで障害がある場合でも自治体や事業所のサポートのうえ、作業内容や勤務時間などを調整しながら生産活動をすることができます。
生産活動とは、軽作業、データ入力、農作業や調理、手芸品などのものづくりのようにさまざまです。活動の対価を受けながら、将来的に仕事に就くために必要な知識や能力の向上を目指します。
対象者
就労継続支援B型の対象は、就労移行支援を受けても雇用に至らなかった方や、障害認定を受けていて50歳に達しているか、1級の障害基礎年金を受給している方などです。就労継続を支援する目的のため、活動に必要な知識や能力の向上の見込みがあるかも確認されます。
作業例
実際の現場での活動は、受け入れ先の法人によって異なります。データ入力や軽作業などのほか、法人が経営している業種によっては製造業や農畑作業、部品検品や、商品梱包など様々です。
工賃
一般的な雇用形態での給与や報酬と異なり、就労継続支援B型の生産活動の対価は「工賃」と呼ばれます。令和4年度の月平均(大阪)工賃は、約13,681円です。
グループホームとは?
事業の内容
グループホームは、「障害者総合支援法」に基づく「共同生活援助」事業を行う施設のことで、専門スタッフから日常生活を送る支援を受けながら、障害者が自立した生活を送るためのサポートや環境を提供します。
対象者
障害者総合支援法が定める「障害者」に該当し、65歳未満の方 または65歳になる前日までに障害福祉サービスやこれに関連するサービスを利用したことがある方が対象です。
グループホームでの生活
1.他の利用者との共同生活
他の利用者の方と一緒に生活し、リビングルーム、キッチン、浴室などの共用スペースと、プライバシーが確保される個室で個人の生活空間も確保されています 。
2.自立した日常への訓練
自立した生活を送るために、食事の準備、掃除、洗濯などを利用者さん自身で行います。ただし、スタッフの見守りや必要に応じたサポートがあり、個々のペースで生活を進めることができます。
3.コミュニケーションと社会参加
他の利用者さんとの交流や地域活動への参加の機会があります。それによって、社会的なつながりを持つことが、精神的な安定も期待できます。
4.専門的サポート
グループホーム内では、日常の健康管理、心理的サポート、リハビリテーションなどを行う専門スタッフおり、必要に応じた支援を行います。
5.安全で安心な環境
24時間体制でスタッフがサポートし、緊急時にも対応できる環境が整っています。